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番組取材写真と取材ノート
《番組の第9話【伝統工芸】取材から》
名古屋は江戸時代、尾張藩の城下町として栄えていましたが、 高い技術を有する数多くの産業も育っていて、 歴史と文化に培われた、その伝統産業の技術と製品は、 今も多くが残されていて、内外の多くの人々に愛されています 。
中でも「有松・鳴海絞」は特に有名で、 華やかさの中にも素朴で慎み深い味わいがあります。
いたずらに流行を追うことのない洗練されたデザインと、高度に完成された絞りの美しさは人々の心をとらえ、着物、帯、服地以外にも、インテリアとしても愛用されて人気があります。
江戸時代の初め、徳川家康が江戸に幕府を開いてまもない頃、尾張藩が有松絞りを藩の特産品と して保護し、竹田庄九郎を御用商人に取り立てたことからはじ まりました。
東海道を行きかう旅人がお土産にと、絞りの手拭、浴衣などを買い求め、これが街道一の名産品として珍重されるようになり、その名は全国に広まりました。
その繁栄ぶりは、北斎や、広重の浮世絵にも描かれていて、歌川 広重の「東海道五十三次」に描かれている鳴海宿は、実は有松と言われています。
日本建築の美しさを今に伝える町並みは、貴重な文化財です。
その景観は、名古屋市の町並 み保存指定第一号として、また全国町並み保存連盟の発祥地と しても知られています。
今も街道筋には絞りの店も多く、江戸時代の街並みもそのままに残っていて、各地からの見学者が絶えないようです。豪商家も多くが残っていて、「絞り祭り」には一般にも公開され、庭園や屋敷内で絞り品などを見学することが出来ます。
「有松・鳴海絞会館」では有松絞りの歴史や資料を見学でき、伝統工芸士による 絞り実演も必見です。
また希望により絞り体験教室も開かれており、絞りの世界を満喫することができます。
一階の展示即売場では、 有松絞りの衣類や小物、置物などさまざまな有松絞りの作品など、気軽に購入ができます。
京友禅の華やかさ、加賀友禅の繊細さと比較して、「名古屋友禅」は、その独特の渋さに特徴があり愛されているようです。
現代生活の中で、和服に対する人々の需要は年々薄れてきていますが、美しい色と優美な絵模様の上品な美しさには根強く人気があり 、暮らしの中に今も生き続け、
美しい着物姿の親子連れや女性たちを目にする機会が増えつつあります。
名古屋友禅は、全工程を手作業で行う「手描友禅」と、型紙を使用する「型友禅」の二つの技法があり、一つの色の濃淡で柄を表す色遣いに特徴があります。
名古屋の「桐箪笥」は、名古屋城築城のため、全国各地から集まった大工職人が定着し、箪笥製造にたずさわるようになったのが始まりといわれています。
当地が、木曽材など木材の集散地であったこともあり、大須界隈の発展とともに産地が形成されました。
自然の美しさをそのままに、長年の使用に耐える高級桐箪笥は、湿気を防ぎ、火にも強い高級品として有名です。
しかし、最近では生活様式などの変化により、合板を使用した洋風デザインの家具が、大量生産によって安手に造られて主流となっています。
「和ろうそく」の歴史は古く、仏教の伝来とともに、中国から製法が伝えられたといわれています。
名古屋には17世紀後半に、会津地方から伝わったとされています。
和蝋燭は、櫨(はぜ)の実を搾った木蝋(もくろう)と、い草の芯や和紙などを原料とし作られています。
灯芯のまわりに何回も塗り重ね太くしていくため、蝋燭の断面は、木の年輪のようになっています。植物性のため、洋蝋燭と比べ油煙が極めて少なく、風がふいても炎が消えにくいなどの特徴があります。
《番組の第8話【遊戯】取材から》
「漫画喫茶」は、通称は「満喫(まんきつ)」とも言われています。
最初のブームが昭和50年代に起こっていますが、発祥の地は名古屋だそうです。
岐阜市や名古屋では、全国的にみても珍しいほど喫茶店が多く、同じ町内に、必ず何軒かの店が共存すると言うほど乱立しています。
名古屋っ子にとっては、それがあたりまえで、他の地方を旅行した時など、名古屋人は喫茶店を探すのに不便を覚えるほどです。
そんな訳で、店ごとの競争も激しく、それぞれサービスと応対に心を砕いています。
そんな中、ある店がサービスの一環として、漫画などの娯楽サービスを提供始めたのが始まりで、好評を呼んで全国にも広まったと言われています。
もう一つ、遊戯文化の筆頭のような、パチンコも名古屋で発生しています。
《番組の第7話【温泉】取材から》
日本人は、民族性として神代の昔から清潔好き?・・・なよう で、 とにかく、温泉が大好きです。
名古屋人もご多分にもれず温泉が大好きで、特に最近では、ス−パー銭湯などが結構人気があって流行っています。
市内緑区の天然温泉「楽の湯(らくのゆ)」にて。
手軽で、清潔な新しい施設など、市内を含め郊外にも、徐々に増えてきています。
各施設とも、色々と魅力的な設備を用意して、 客の満足度を高めようと頑張っているようです。
Copyright (C) 2007 清水義範/ACS・やっとかめ探偵団製作委員会